今日はこどもの日
松本の空には、気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりが揺れていました。
その姿を見ると、なんとなく心がふっと軽くなります。
少し空を見上げるだけで、肩の力が抜けるような、そんなやさしい時間が流れていました。
もともとこの日は、「端午の節句(たんごのせっく)」という五節句のひとつ。
古くから、男の子の健やかな成長や立身出世を願って、五月人形や兜を飾ったり、菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る風習がありました。
菖蒲は「勝負」や「尚武(武道を重んじること)」にも通じるとして、昔から大切にされてきたそうです。
こいのぼりも、「強く、たくましく育ってほしい」という願いが込められたもの。
でもそのメッセージは、子どもたちだけでなく、大人の私たちにも届いてくるような気がします。
たとえば、うまくいかないことが続いたときや、自分に自信が持てなくなったとき。
そんなときこそ、空に泳ぐこいのぼりのように、自分らしく、のびのびと前を向いて進んでいくことを思い出したいものです。
努力していることがすぐに結果に結びつかなくても、それでも続けていくこと。
まわりと比べるのではなく、「昨日の自分」と比べながら、少しずつでも進んでいくこと。
それができる人は、きっと強くてしなやかです
松本校も、生徒のみなさん一人ひとりが、こいのぼりのように空を見上げながら、のびのびと成長していけるよう、これからもあたたかく見守っていきたいと思います✨